領域気象モデルWRF による都市の温熱環境の数値予測(その12): 温暖化と高齢化によって増大する将来の熱中症リスクの予測とその要因分析

摘要

1) 人口変化と気候変化を加味した仙台と東京の熱中症リスク評価を行い、現在と将来の熱中症救急搬送者数を評価した。2) 人口構成のみ将来変化した場合と気候のみ将来変化した場合の熱中症Incidence Rate 評価を行い、将来の熱中症Incidence Rate 上昇の主要因が温暖化であることを確認した。