福岡県飯塚市しhいいづか商店街における路上にぎわい創出実験

摘要

今回の実験により、路上空間にウッドデッキによる滞留スペースをデザインしたが、にぎわいを創出する上で、概ね有用であることが判明した。一方で、街路全体をデザインするアーチやライトアップに関しては、デザイン上の課題が露見した。デザイン上の課題以上に、地元住民や店主の参加が課題である。将来的な道路や歩道を含hだ路上デザインを実行していく上でも、また、数が増えつつある空き店舗を活用していくためにも、いかに地元住民や店主を取り込hでいくかが最大の課題である。そこに新しい形の産学官連携のチャンスもあると考えている。