行動による感染リスク低減に関する研究その2：皮膚状態および汚染意識に関するアンケート調査結果と顔面接触頻度の関係

摘要

本報では、皮膚表面の状態および汚染意識と顔面接触頻度の関係を分析した。本研究により顔面接触行動に影響を与える可能性がある要因を示した。今後は、接触感染リスク評価へ応用するため、顔面接触行動に影響を与える要素を継続して調査する。また、得られた接触行動に関する知見を用いて、接触感染現象に関して詳細に調査する手法や、無意識にとられる不用意な接触行動による感染リスクの増大を回避する方法について検討する。