2010年版EA設計用気象データの特徴解析第1報設計用気象データの作成法と暖房設計用気象データの特徴

摘要

拡張アメダス(EA)実在年気象データは、2000年までの842地点のEA実在年気象データに、836地点の2001〜2007年、831地点の2008〜2010年分の追加整備が行われ、1981〜2010年の30年分に基づくEA設計用気象データ(2010年版)の更新が可能となった。本研究では、従来版(2000年版)に対して少し変更した、2010年版EA設計用気象データの作成法を示すとともに、国内主要都市の設計用気象データを作成し、新データの安全度に関する特徴や、気象データと最大熱負荷における旧データとの差を確認した。本報では、作成法と暖房設計用データの結果について報告する。