28GHz帯A-RoF用光モジュールの周波数特性に関する検討

摘要

28GHz帯の無線信号は高速化が可能となる一方で遮蔽の影響を受けやすく，建屋ゃ車内など無線不感地帯が生じることが懸念される.この無線不感地帯への信号をリレーする技術として遅延が少ないAnalog radio over fiber (A-RoF)が期待されている.そこで我々はVertical cavity surface emitting laser (VCSEL)を直接変調しマルチモード光ファイバで伝送するA-RoF向けに，光素子•駆動回路•増幅器などから構成される光モジュールを検討している.今回，利得を改善するためにA-RoFの受信器に増幅器を追加することによる周波数特性への影響について検討した結果について報告する.