第62回プログラミング•シンポジウム開催に際して

摘要

今回でプログラミング•シンポジウムも62回となる。今年、令和2年は新型コロナ感染症(COVID-19)に開け、暮れようとしている。中華人民共和国では2019年の12月に湖北省の省都である武漢で新型コロナ感染症が発生していた。USA大統領のTrump氏がチャイナウイルスという所以である。日本では、1月16日に最初の感染報告確認されている。今年1月18日のタクシー業界の新年会が屋形船で行われた。感染者の一人である屋形船の従業員は1月15日の湖北省からの観光客に対応していたというので、そのときに感染したと思われるが、湖北省の客の関係者に問い合わせたところ、否定的な返答があったといい、その後の確認はできていないという。実際前回2020年1月の開催時の参加者に感染者がいたら三密状態のプログラミング·シンポジウムでは悲惨なことになっていたと思われぞっとしているところである。この原稿を書いている12月16日新型コロナ新規感染者数は全国で1,366人，東京都で678人である。感染の第一波が春、第二波が夏、第三波が秋と次第に感染者数が拡大している。2010年の新型インフルエンザに比べ今回の新型コロナは難しい。このような事情から今回は合宿形式での開催を諦め、オンラインでの開催とすることとした。面と向かって議論をするのではないので、色々不便をおかけすることになろうが、ご理解いただきたい。63回が従来通りの開催となることを祈るしかない。