離散的近赤外光とパーティクルフィルタを用いた煙検知の検討(Ⅱ)煙追跡時における煙の軌跡を用いた煙検知の検討

摘要

以上，ISO/TS 7240-9:2012で定められている試験火災のTF2 Smouldering wood firの火源条件においてパーティクルフィルタによる煙の検知を検討した。その結果，パターンの塊を追跡している場合の平均速度を用いることにより，ウインドウ幅が30フレーム(約5.18秒)のとき84.0％の確率で検知することが可能となった。また，可視化による凸包の結果から火源の位置推定が可能である見通しを得た。