サブスレツショルドで動作する0.6V駆動PWM加算回路の設計

摘要

本研究は、3つのPWM信号の幅を足した信号を生成することでPWM信号による加算と定義し、それを実現する遅延量加算回路の動作解析と、遅延量加算回路の問題点を解消したPWM加算回路についての動作解析を行った。まず、遅延回路を3つ繋げてからPWM信号を生成することでPWM信号の加算を実現し、その誤差率は0.2986%であった。そして周期超過回数カウンタと余りPWMモニタ回路を用いてパルス幅が長いPWM信号の情報を高い精度で簡約化できることを示した。