水害に対する新しいソフト対策「みずから守るプログラム」: 新3力年行動計画

摘要

愛知県では，平成12年9月の東海豪雨や平成20年8月末豪雨において甚大な被害が発生した.また，近年は，ゲリラ豪雨と呼ばれる予測困難な集中豪雨が全国で頻発し，河川の氾濫(外水氾濫)や内水氾濫の危険性が増加している.そうした中，これまでの水害に対するソフト対策として水位情報(洪水予報河川，水位周知河川)や浸水想定区域図(洪水ハザードマップの支援)の提供など，普段からの備えと緊急時における的確な情報提供に取り組hできた(愛知県河川情報周知戦略，平成17年度～平成20年度）ものの，：MS告が^^されても繊しない住民が多数に上ることにより情報提供の効果が低いことが明らかとなり，効果の改善に迫られた.