グラウンドカバー植物による屋上緑化の熱負荷低減効果に関する研究

摘要

グラウンドカバー植物（センチピートグラス）と高麗芝による屋上綠化建物の実測結果に基づき，屋上緣化による屋根の貫流熱負荷低減効果を示し，空調熱負荷計算のため植物の伝性を同定した。緑化による屋根の日積算貫流熱負荷の低減効果は，夏季（8, 9月）は147～290kJ/m~2day,冬季（1月）は24~183kJ/m~2 dayであった。また，植物の日射吸収率を測定し，土壌表面から外気の間の熱抵抗と水分抵抗を同定した。