熱負荷シミュレーション·光環境シミュレーションの連携による窓面の自律的透過光制御の年間熱負荷·照明エネルギ一消費量削減効果の検討(第1報)熱負荷シミュレーションによるサーモク口ミックガラスの光学特性および熱負荷削減効果の算出

摘要

本報では、熱負荷シミュレーシヨンEneigyPlusと光環境シミュレーシヨンRadianceを連携したTC複層ガラスによる年間熟負荷および照明エネルギー消費量の削減効果の計算フローを提案した。また熱負荷シミュレ一ションを用いてTC複層ガラスの熱負荷削減効果を検証した。本研究の条件では、いずれの解析ケースでもTC複層ガラスを用いたケースでの冷荷はLow-Eペアガラスを用いたケースよりもやや大きくなつたが、気温の高いで主開口方位と入射日射量変動を考慮して使用した場合には負荷削減効果がある可能性が示された。次報では光環境シミュレーンョンの解析結果について報告する。