パタン･ランゲージを用いた設計知識のネットワーク化と共有手法に関する研究: OWL を用いたパタン･ランゲージのデータベース化とキーワード検索

摘要

2 つの図を用いる事で、効率的な『パタン･ランゲージ』の検索を可能にした。この方法で自由記述の知識をまとめることにより、断片的にまたは、部分的に記された知識であったとしても、それらを統合して扱うことが出来、知識共有の手助けとなる可能性を示すことが出来た。しかし本稿では取り扱ったのは知識ベースの一部のみであり、さらに知識が増え知識ベースが巨大化した時には、図が複雑化し、情報が複雑化する。今後の課題として知識ベース全体を扱い、情報が増加した時の効率的な検索の手法の研究が挙げられる。