都市再生における『まちづくリガィドライン』の効果と有効性に関する研究: その1　『まちづくリガイドライン』の位置づけと役割

摘要

本稿では、多様化している「まちづくりガイドライン」を都市計画制度と比較することで位置づけを明確にし、規定項目の検証により「将来像•指針」、「建築形態誘導」、「公共空間誘導」の構成と役割を明確にした。地域の将来像を地域の中で共有することが「まちづくりガイドライン」の大きな特徴で，地域の合意形成の内容の担保となっていることも明確となった。自治体も地元組織の活動を支援する立場となり、地元組職ゃ住民の活動の自律を促すことが次の段階として、「まちづくりガイドライン」も効果を発揮できると考えられる。