大分市における学校区を単位とした生活琿境のコンパクト性に関する研究

摘要

現代の都市は、郊外型店舗の出現などによって中心巿街地の空洞化、都巿活力の低下など様々な都市問題が発生している。その取り組みとしてコンパクトシティ論が挙げられる。コンパクトシティは人口密度の高さと徒歩生活などを重視した都市構造による効率的な都市である。そこで、本研究では各地域の学校区と徒歩圈を単位として、大分市の人口分布と徒歩生活環境の状況を把握し、人口分布による徒歩生活環境の相関関係を求め、コンパクト性を評価することを目的としている。