横浜市保土ケ谷区峰岡町における防災まちづくリのための地域の基礎調査横浜市保土ケ谷区峰岡町における防災まちづくりの取り組み(その1)

摘要

防災まちづくりのための基礎調査として、実態調査とアンケート調査を実施した。実態調査からは、地域レベルでの震災被害（建物倒壊、塀•電柱等の倒壊、斜面崩壊等々）の要素を詳細に洗い出すことができた（しかし、擁壁については今後の課題となった）。また斜面に市街地が形成されていることにより、狭い地域の中でも、居住位置の高低差により住民の地域に対する認識が大きく異なることが明らかになった。特に斜面上部では定住意向が低く、今後、まちづくり活動を進める上で留意する必要がある。