評価グリッド法による大学生のワークプレイス環境評価構造の抽出: '働きたい'オフィス空間の創出のために

摘要

近年、仕事内容が高度化、多様化し、様々なニーズやワークスタイルにあわせた、より柔軟なオフィスづくりが求められている。同時に「経営のメッセージを伝えるコミュニケーションメディア」としてのオフィスの重要性が高まりつつある。視覚的効果が高いオフィス空間は、従業員はもとよりステークホルダーに対する影響力も大きい。一方、リクルーティングに関しては、優秀な人材を確保し、その流出を抑えることが企業の持続的成長に不可欠である。新卒採用において働く意欲を刺激するォフィスを呈示できれば、就社を促すひとつの要素となるのではなかろうか。