ESL(エコスマートライフ)研究VI: RSA　解析を用いた実作業下での測定検討

摘要

今回の実験より、情報提示環境の違いによるRSA値の差異を検出することができた。また、表3,4の値の差異からRSA値には個人差が大きく存在することが考えられる。そのため、RSA値計測による環境評価を行う際には、個人の値の中での個別の相対評価を行う必要があると考えられる。今後は引き続きRSA値を被験者データを増やし、その傾向を考察するとともに、抽出したデータの活用方法の在り方や人間と知的活性化空間との関係性を明らかにしていく予定である。