VRを用いたゆらぎ理論による街路樹の樹木間隔の密度と快適性に関する研究: その2

摘要

一般的な街路空間では、樹木は一直線上、等間隔に規則的に配置されることが多い。一方、街路空間の快適性は、空間構成要素(建物、樹木、看板、路面、自転車等)の関連性で決定されるが、快適な街路空間を形成するためには、規則性の高い要素ばかりで空間を構成するのではなく、意外性、複雑さなどによって適度な変化を与えることも重要であると考えられる。