学習スタイルの変化から見た大学図書館におけるコモンスペースの在り方に関する研究ラーニング?コモンズのファシリティマネジメント研究

摘要

大学図書館の在り方ついては各大学の附属図書館が実 例を踏まえ議論を講じているのが現状である。事例で行 われていた対応は、ＰＢＬへの応用の可能性を実践した 一つのモデルであると考えられる。このような環境を提 供することは教育環境を整えるだけではなく、ＰＢＬを 行っていく中で研究も発展していくという展望もある。 現在は、多様化した機能を配置するためにスペースを 分断することによって可能にしているが、平面計画やゾ ーニング手法としてはより最適な方法がありそうである。 今後は、建築学的な視点では図書館空間のもつ社会的? 相互作用的性格を、最大化してゆくための施設?設備を 整備していくことが必要になってくると考えられる。