極低温環境下での断熱材および熱線の組合せ養生方法の変化によるコンクリートの温度履歴（その2：-20°C条件での温度履歴および強度発現 ）

摘要

本報では、前報（その1）に引き続き、外気温がさらに過酷な環境である-20°Cを想定して断熱および熱線保温養生方法の変化によるコンクリートの温度履歴および強度発現特性について報告する。本研究の実験概要は、その1と同一である。ただし、コア圧縮強度試験体は、-10°Cおよび-20°Cで7日間養生した後、20°C水中で標準養生した後、材齢7、14、28日でKS F 2422（JISと同様）に準じて行った。