DSMに基づく製品アーキテクチャ設計方法論の製品種別や生産方式への依存性

摘要

Design Structure Matrix (DSM)は，主に設計の上流段階において複雑なシステムに対する解析やマネジメントに用いられるツールである．1990年代には，DSMは複雑なシステムの設計開発プロジェクトにおける設計タスク，組織構造などの解析・マネジメントへと用途が広がり，同時期に製品アーキテクチャ設計の考え方が提唱されると，DSMは製品アーキテクチャの代替案生成のための有効なツールとしても用いられるようになった ．