亜熱帯地域における緑道の熱環境緩和効果と居住者の暮らし方への関連性の考察: 沖縄県北谷町の環境共生住宅市街地モデル適応地区とー般住宅地の比較

摘要

近年、亜熱帯地域は人ロ増加と社会の高度化によりニ酸化炭素の排出量が著しく増加している。そこで亜熱帯型の環境共生のあり方を考えることは世界的に重要な課題であり、全国で唯ー亜熱帯型の沖縄での検証は意義がある。そこで､本研究では､沖縄県にある国土交通省の環境共生住宅市街地モデル事業で環境緩和策として緑道がある住宅地とそうでない場所で温熱環境と居住者の生活行為を比較調査し、亜熱帯地域の住宅街区計画に有効な要素について考察を行うことを目的とする。