ポジ・ゼロ・ネガワット技術を導入したエコスクールの建築環境性能検証その5 学生のブラインド運用実態調査および昼光利用への意識調査

摘要

1) 学生は室内、および外部環境に合わせてブラインドの運用を行っておらず、一度閉鎖すると全閉状態が続くことが多いことが示された。2) 適度な昼光導入を行い、空間全体を明るくすることで教室内における学生の総合的な光環境満足度は上昇することが示された。北側教室ではブラインドを全開状態、南側教室ではグラデーション状態とすることで適度な昼光利用が行われ光環境が向上すると考えられる。